論文をhandleするとは

以前このブログで医師が論文を書くことの重要性を記載したことがあります。それは自分たちのやっている治療が本当に正しいのか反芻するためです。これまでに治療した患者さんのデータをもう一度見直してしっかりと検討し、それをまとめて…

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第12回日本低侵襲・内視鏡脊髄神経外科学会

第12回日本低侵襲・内視鏡脊髄神経外科学会

来年7月に、第12回日本低侵襲・内視鏡脊髄神経外科学会を主催することになりました。もともと脊椎内視鏡の好きな脳外科医の集まりの小さな研究会として始まった本会ですが、内視鏡に限らず広く低侵襲な脊椎脊髄手術を行う会として発展…

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稲波弘彦先生の研究

今回は岩井医療財団からの論文紹介をさせてもらいます。Natureという大変有名な科学雑誌を出している出版社のScientific Reportsという雑誌に、稲波弘彦先生の研究が掲載されました。前回のブログでインパクト …

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citation index(CI)の重要性

背骨の手術に関しても、様々な研究者から様々な異なる角度からの論文が出ております。時には全く反対の結論を導いている論本も多く、では何が正しいのかと迷ってしまうことも多くあります。僕たち医師でもそうなのですから、患者さんの側…

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腰椎椎間孔狭窄症の治療方法の選択

久しぶりの論文紹介をさせてもらいます。Neurologia medico-chirurgicaという日本脳神経外科学会の発行する国際誌に2018年に名古屋大学から掲載された下記の論文です。英語ですがフリーでダウンロードで…

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キャダバートレーニング

Chulalongkorn 大学のトレーニングセンター前での集合写真

私たち医師が手術の技術を磨くのには様々な方法があります。以前は何年も先輩医師の助手をして「見て覚えろ!」なんて時代も確かにあったと思います。しかし最近ではバーチャルな技術や手術模型の開発などが進んで、実際の手術以外にも技…

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外国人臨床修練制度

医師法第17条では、「医師でなければ(ここでいう“医師”とは日本の医師国家試験に合格した者)、医業をしてはならない。」とあります。しかしこれには特例があって、「外国医師等が、厚生労働大臣の指定する病院において、臨床修練指…

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第1回 岩井グループ脊椎内視鏡手術セミナー

頚椎症性神経根症に対するFESSの手術手技を学ぶ参加者たち

これまで我々が確立してきた手術手技を、昨年1冊の教科書にまとめました(若手脊椎外科医のための内視鏡手術ガイド 岩井グループの技術の今、日本医事新報社(2018/11発売))。この本の内容を実際の手術場で感じてもらうために…

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